プラグインを作ってみる
※この記事ではEclipse 4.8 Photonの使用を想定しているため、他バージョンを使用の際は操作が多少異なる可能性があります。
Spigotプラグインを作る
1. Eclipseの起動
起動すると「ワークスペース」に関する設定ダイアログが出ます。作業用のフォルダを作り、そのフォルダをワークスペースに設定しましょう。私は「D:\Minecraft_Plugins」をワークスペースにしています。
2. Javaプロジェクトの作成
「ファイル」→「新規」→「Javaプロジェクト」を選択します。プロジェクト名(頭は大文字にする)を書き込み、完了します。
3. パッケージの作成
パッケージ・エクスプローラーより、作成したJavaプロジェクトを開いて「src」を右クリック → 「新規」→「パッケージ」を選択します。パッケージ名は「com.github.[GitHubユーザー名].[Javaプロジェクト名]」にします。
4. クラスの作成
作成したパッケージを右クリック →「新規」→「クラス」を選択します。クラス名はJavaプロジェクト名と同じです。
5. Javaプロジェクトへのライブラリの追加
パッケージ・エクスプローラーより、作成したJavaプロジェクトを右クリック →「プロパティー」→「Javaのビルド・パス」→「ライブラリー」→「外部JARの追加」を選択します。開いたウィンドウ上で、「spigot-API-[minecraft-version]#[spigot-version].jar」を選択します。選択後、「適用」→「適用して閉じる」とします。
上記のjarファイルは前章(環境構築)にてファイルのリネームを行っているためファイル名が異なる可能性があります!
6. plugin.ymlの作成
パッケージ・エクスプローラーより、作成したJavaプロジェクトを右クリック →「新規」→「ファイル」を選択します。ファイル名は「plugin.yml」とします。
作成したファイルをダブルクリックして開き、次のように入力してください。
name: [Javaプロジェクト名]
main: com.github.[GitHubユーザー名].[Javaプロジェクト名].[Javaプロジェクト名]
version: [pluginのバージョン(任意)]
api-version: 1.13
7. コードの作成
先ほど作成したクラスファイル([Javaプロジェクト名].java)をダブルクリックして開きます。最初は次のようになっています。
package com.github.[GitHubユーザー名].[Javaプロジェクト名];
public class [Javaプロジェクト名] {
}
これを次のように書き換えます。
package com.github.[GitHubユーザー名].[Javaプロジェクト名];
public class [Javaプロジェクト名] extends JavaPlugin{
@Override
public void onEnable() {
getLogger().info("enabled.");
}
@Override
public void onDisable() {
}
}
extends JavaPluginでプラグインの基礎となるクラスを継承します。
onEnable()、onDisable()はそれぞれプラグインの有効化/無効化時に実行されるメソッドです。
getLogger().info()はサーバーログに値を出力する関数です。
このプラグインはサーバーに読み込まれ有効化されたタイミングでサーバーログに「enabled.」とログを流すものということです。
書き換えたら、Ctrl + Shift + o(必要なimport文の追加と不要なimport文の削除)を押します。これにより、ファイルが自動的に次のように切り替わるので、Ctrl + s等で上書き保存を行ってください。
package com.github.[GitHubユーザー名].[Javaプロジェクト名];
import org.bukkit.plugin.java.JavaPlugin;
public class [Javaプロジェクト名] extends JavaPlugin{
@Override
public void onEnable() {
getLogger().info("enabled.");
}
@Override
public void onDisable() {
}
}
8. 任意でショートカットキーを設定
メニューバーより「ウィンドウ」→「設定」→「一般」→「キー」へ行き、「jar」でフィルタリングします(「フィルター入力」と書かれたテキストボックスのところへ入力)。
「エクスポート(JARファイル)」を選択し、「Alt+O」にバインディング →「適用して閉じる」とします(ショートカットキー割り当ても任意)。
9. エクスポート
パッケージ・エクスプローラーより作成したJavaプロジェクトをクリックし、Alt + oを押します。エクスポート先を管理しやすい任意のフォルダに設定します。私は「D:\Minecraft_Plugins\myPlugins」に設定しています。変更が完了したら「完了」ボタンを押しエクスポートを行います。設定したフォルダに「[Javaプロジェクト名].jar」というファイルが生成されていれば成功です。
プラグインをサーバーに導入する
1. pluginsフォルダにプラグインを入れる
Spigotサーバーのあるフォルダ内に「plugins」という名前のフォルダがあるので、そのフォルダに先ほど作成したjarファイルをコピーして入れます。なお、サーバー稼働中にこれを行っても問題ありません。



